吃音は周りに言ったほうが良い

こんにちは。けむりです。

 

今日は僕が最近会社の評価面談でお偉いさんに勇気をもって吃音のことを打ち明けたこと、また、それにより心の変化があったことを書いていきたいと思います。

 

私は訪問介護の会社に就職しまして、社会人一年目ですが管理職を目指しています。その会社の方針で新卒でも管理職を目指せる仕組みが整っているのですが、私自身、電話や利用者様との対応の際に一番の悩みが吃音です。

「こんな障害(?)があって管理職なんて本当に目指せるのだろうか?」という疑問も自分の中で何度思ったことか…。

 

そんな中で迎えた一回目の評価面談ですが、相手は上司の上司でした。上司の上司だと長いので、ここでは大上司と呼ばせていただきます。笑

今までも何度かお話させて頂いたことはあるのですが、その方は気さくな方で、とても話しやすい印象でした。(ちなみに上司はとても怖いです…。笑)

 

大上司は「この半年どうだった?上司が怖いとか、普段話せないようなことも全然話していいんだけど…。」という風に仰ったので私は、「上司は関係ないんですけど、自分は吃音症という障害を抱えていて、緊張したりするとスムーズに話せなくなる障害のようなものがあるんです。それなのに管理職に就くことができるのかなと思って、頑張ろうと思える時期と、こんな障害があったらだめだ…と思ってしまう時期が波のように交互にきます。」

 

という風に告白しました。自分的には結構勇気を振り絞った告白でした。

 

大上司の返しは、「そうなんだ。全然気づかなかった。けど、今全然わからないけどね。全然気にすることじゃないと思うよ。電話が苦手ならFAXで連絡すればいいし。気持ちを込めて話せばどんなに緊張してうまく話せなかったとしてもきっと伝わるから。それに、自分の弱さを知ってる人は強い。僕の部下にもFAXしか送らないやついたけど、記録にも残るしとてもマメだから、仕事の関係者にすごい好かれていてすごい出世したやつだっているしね。」というものでした。

 

前半は吃音だと告白した人がよく言われる「今話せてるじゃん!気にすることないよ!」というものでしたが(笑)、「自分の弱さを知ってるやつは強い。」という言葉がとても印象深いものでした。

だから、吃音をどう活かすか考えました。

そこで僕が思いついたのは、吃音をどんどん周りに告白して、「同情してもらい、それで今まで頑張ってきたなんてこの人はすごいんだなと思ってもらうこと」でした。

幸い私の仕事は障害の方とも接することが多い仕事です。

吃音であることを告白して全く理解されなかったりすることはあまりないと思います。

もしあったとしても、「こいつは介護の仕事辞めた方がいいな」と思って済ませようと思っています。笑

 

だから皆さんも周りの方々に吃音症であることを告白してほしいと思っています。身近な人が言い辛かったら、全然接点のないどうでもいい人の方が言いやすかったりします。それか、Twitterで私にDMを送って頂いても構いません。というか、送ってほしいです。笑

 

大切なのは自分ひとりだけで抱え込まないことだと思います。

勇気を持って前向きな選択ができる人が少しでも増えればいいなと思います。

 

今日はこれで終わりにしようと思います。

また見に来てくださったら嬉しいです。ではまた。